ローランドvs.ヒカル【脱毛サロン比較】RBLがリジャンヌに勝った「5つの理由」

ルミクス脱毛

ROLANDとヒカル。
二人はともにメンズ脱毛サロンを手掛け、約2年にわたり顧客争奪戦を展開してきました。
しかし、その勢力争いも決着しつつあります。
ヒカルの参入後、「ローランドビューティーラウンジ(RBL)」は続々と新店舗を開店し、店舗数でヒカルの「Rejehannne(リジャンヌ)」に大きく差をつけています。

なぜローランドは脱毛サロン経営でヒカルに勝ったのか?
分析すると5つの要因が見えてきました。

「RBL」と「リジャンヌ」の共通点と違い

まず、2人が経営する脱毛サロンにはどんな共通点、違いがあるのでしょうか。

ROLAND Beauty Lounge Rejehanne by Hikaru
SHR方式
(ルミクス脱毛)
採用方式 SHR方式
(ルミクス脱毛)
Lumix-A9 使用機器 Lumix-A9
新宿店
(2018.12~)
1号店 池袋店
(2020.12~)
37 店舗数 7
男性・女性 施術
スタッフ
女性のみ
あり 無料
カウンセリング
あり
予約
キャンセル
118,800円
(10回、税込)
ヒゲ脱毛
基本
コース
118,800円
(12回、税込)
342,000円
(税込)
(顔、VIOを含む)
全身脱毛
基本
コース
316,800円
(税込)
(顔、VIOは除く)
あり 部位別
オプ
ション
あり

※2022年12月現在。料金、コース内容は変更される場合があります。また、脱毛の効果は個人差があります。
必ず公式サイト、無料カウンセリングでご確認ください。
RBL公式サイト
リジャンヌ公式サイト

脱毛方式はともに「ルミクス脱毛」

ローランドとヒカルが採用した脱毛方式「ルミクス脱毛」には、次のような特徴があります。

  • 痛くない
  • 1回の施術時間が短い
  • 通える間隔が2週間~と短い
  • 完了まで短期間で済む
  • 日焼け肌、産毛にもアプローチできる

ルミクス脱毛はいわゆる「エステ脱毛」であり、「医療脱毛」に伴う「強い痛み」はありません。効果の現れ方は医療脱毛よりも緩やかですが、近年、クリニックにも導入され始めている脱毛方式です。
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同じ脱毛機器を使用、施術料金もほぼ同じ

RBL、リジャンヌで使用する脱毛機器はいずれも「Lumix-A9」。国産メーカーの有名機器です。
施術者の技量にもよりますが、基本的に脱毛効果に差はありません。
また、脱毛料金に関しても、お互いを意識しているはずなので、大きく変わることはありません。

激化した出店競争

ローランドがメンズ脱毛に進出したのは2018年12月。歌舞伎町にほど近い新宿3丁目にRBL1号店をオープンしました。現在は全国に37店舗を展開しています(2022年12月現在)。

一方、ヒカルがメンズ脱毛に参入したのはローランドから遅れること2年、2020年12月でした。
ヒカルは参入前の2019年10月、ローランドとの初コラボの際にRBLの脱毛を体験しています。
この動画から1年あまりでヒカルは「リジャンヌ」池袋店をオープンさせることになります。

ヒカルの参入後、RBLは店舗展開のペースを加速します。
2021年2月、リジャンヌ天神店がオープンすると、翌3月にはRBL天神店が誕生。
2022年にはヒカルが「リジャンヌ名古屋駅前店」を出店(2月10日)。するとそのわずか19日後、ローランドも「RBL名古屋駅前店」をオープンします。

さらにリジャンヌがプレスリリースで出店予定を明らかにした「静岡店」は、4月にRBLが先行オープン。現時点では、リジャンヌ静岡店はまだオープンしていません。
ヒカルは1号店の出店時、「47都道府県にリジャンヌを」と宣言しました。
しかし現状はRBLに大きく後れをとっています。
なぜこのような結果となったのでしょうか?

【RBL】ローランドビューティーラウンジ
ローランドの脱毛サロン【RBL】評判と料金システム「本当に痛くない?」

RBLの勝因①「先行者優位」

ビジネスの成功条件のひとつに「先行者有利」があります。
「メンズ脱毛」の市場は今後、さらに伸びる余地があるものの、すでに多くの事業者が参入している「レッドオーシャン」。
2018年という比較的、早期に参入したRBLに対し、ヒカルはターゲット、立地、そして脱毛方式いずれも「丸かぶり」の状態で遅れて参入しました。
後発組の戦略としては「すき間(ニッチ)を狙う」べきですが、これといった差別化もなく、武器はフォロワー数のみ。
ロコンドと自身のアパレルブランド「ReZARD」のコラボが大成功を収めたこともあり、自信に満ちた強気の参入でしたが、店舗展開のスピード感において後手に回った印象です。

RBLの勝因②「経験・実績」

ヒカルはリジャンヌをオープンするにあたり「脱毛サロン経営は素人」と公言。実店舗の経営そのものが初めての経験でした。そのため、実質的な運営には別の人物が携わることに。ヒカルはオーナーとして資金と口を出すという立場です。

ローランドはヒカル参入までの2年間で多くの課題、トラブルを経験したことでしょう。
集客、人材育成、経営面の合理化など。脱毛の料金も、こうした経験を踏まえて設定されているはずです。リジャンヌはそういった知見がないまま、限りなく近い料金設定にせざるを得ませんでした。資金力のあるヒカルとはいえ、経営的に難しい判断なのは容易に想像できます。

RBLの勝因③「知名度」

ヒカルは言わずと知れたトップYouTuber。前身のチャンネル「Hikaru Games」から通算すると、そのYouTubeキャリアは約9年に及びます。
一方、ローランドがYouTubeを始めたのは2020年2月。他のYouTuberとは一線を画した独自のスタイルで動画を公開しています。

チャンネル登録者数はヒカル486万人に対し、ローランドは131万人とヒカルが圧倒。ヒカルのネット上の影響力の大きさは誰もが認めるところです。

しかし、ローランドにも強みがあります。それは「地上波テレビへの露出」。
「ローランド先生」(フジテレビ系)という冠番組でMCを務めたほか、現在も多くのテレビ番組に出演しています。
時代はネットに移行しつつあるとはいえ、テレビの影響力はいまだ絶大。一般的な知名度で見れば、ローランドが上回るでしょう。

RBLの勝因④「イメージ」

”炎上”というネガティブな要素で話題にのぼることが多いヒカルと、(ホストという職業に一部異論はあれど)炎上に頼らない戦略をとるローランドでは一般的な「イメージ(好感度)」は対照的です。

メンズ脱毛という、自身のフォロワーだけが見込み客ではない市場において、イメージの良し悪しが業績を左右するのは言うまでもありません。

RBLの勝因⑤「脱毛業界とのパイプ」

この5つめの強みが、RBLがリジャンヌに勝った最大の要因だったと言えるかもしれません。
それは脱毛機メーカーとRBLの深い関係です。

リジャンヌ、RBL両サロンで使用されているのは「Lumix-A9」という最新鋭の脱毛機です。
Lumix-A9の販売元は東京・新宿に本社を置く「株式会社エストラボ」。
ローランドは単なる顧客としてではなく、同社のカタログ、イベントなどに頻繁に登場し、Lumix-A9の良さをアピールしています。
それほどの深い関係を築いていれば、機器のメンテナンス情報はもちろん、店舗展開の戦略などさまざまなノウハウを手に入れているはず。

ホストとして”接客のプロ”であるローランドと、脱毛機器メーカーがタッグを組んでいる以上、いかに影響力のあるヒカルといえども、攻略は難しかったと言えるでしょう。

「メンズラココ」がRBLへブランドチェンジ

RBLが急速に店舗数を伸ばしている要因として、脱毛サロン「メンズラココ」の、RBLへのブランド替えがあります。
メンズラココはLumix A-9の販売元・㈱エストラボが直営するメンズ脱毛サロン。
2022年7月から9月にかけ、メンズラココ「水戸駅前店」「豊田店」「松山銀天街店」「郡山駅前店」「甲府昭和店」の5店舗が「RBL」に生まれ変わりました。

こうした展開も、ローランドの脱毛業界におけるパイプの強固さを物語っています。

ローランドとヒカルの接点

2019年10月、「Hikaruチャンネル」での共演が初のコラボとなりました。

ローランドとヒカルのコラボのきっかけは、プライベートで偶然出会った際の会話において、動画で対談する流れになったこと。
これまでYouTuberとのコラボを断ってきたローランドでしたが、初めてヒカルとの共演が実現しました。
コラボを決意した理由について、ローランドはこの動画で次のように語っています。

YouTuberの方ってけっこうチャラチャラしてるイメージ、あと見せ方的に、派手な見せ方ができるけど、細やかな見せ方ってできないんだろうなぁと。
でも(ヒカルは)こんなにしっかりプロ意識もってやってるんだっていう。
すごいなって。

この動画からは両者がお互いをリスペクトしている様子が伝わってきます。

「ローランドとヒカル」プロフィール比較

「光と影」のように対照的なイメージのローランドとヒカル。
2人のプロフィールを表にまとめました。

ROLAND ヒカル
現代ホスト界の帝王 肩書 カリスマ
1992.7.27 生年月日 1991.5.29
29 年齢 30
AB 血液型 O(?)
東京都八王子市 出身地 兵庫県神崎郡市川町
妹・弟 兄弟
帝京大学中退 最終学歴 兵庫県立
神崎高校卒業
サッカー スポーツ 野球
182㎝ 身長 175㎝
モデル
YouTuber
実業家
職業 歌手
YouTuber
実業家
CHRISTIAN ROLAND
(アパレル)
ROLAND Beauty Lounge
(脱毛サロン)他
事業 ReZARD
(アパレル)
Rejehanne
by
Hikaru
(脱毛サロン)他
2020年 YouTube開始 2013年
131万人
THE ROLAND SHOW
YouTube登録者 486万人(メインチャンネル)
ヒカル(Hikaru)

 

 

 

 

 

 

※2022/12/30現在

関東生まれと関西育ち

東京生まれのローランドと兵庫生まれのヒカル。
育った地域は東と西で正反対です。

ヒカルがゲームや仲間とヤンチャする「一般的な」小学生時代を送ったのに対し、ローランドはミュージシャンの父の影響をうけ、家にあった「ゴッドファーザー」や「タイタニック」といった洋画を観ていたとのこと。
ローランド少年はかなり大人びた性格だったようです。

「帝王」と「カリスマ」

2人の代名詞ともいえる肩書。

ローランドは「現代ホスト界の帝王」、ヒカルは「カリスマ」を名乗っています。
ともに自信に溢れていますが、いずれも「実績」に恥じないもの。

ローランドはホスト界において史上最高額の移籍金、グループ歴代売上記録を樹立。

ヒカルは言わずと知れたトップYouTuberとして470万人の登録者を誇り、ロコンドとのコラボでも驚異的な売上げを実現しました。

2人ともいわゆる「ビッグマウス」を叩くキャラクターですが、”言葉で自身を鼓舞”することが現在の姿につながっているのかも知れません。

サッカーと野球

学生時代に熱中したスポーツは見事に対照的です。
ローランドは中学生時代にJリーグ下部組織のチームに所属。サッカーの名門・帝京高校へは特待生として入学しました。
ヒカルは中学時代に野球部に所属。「実況パワフルプロ野球」のゲーム実況を頻繁に行なうなど、野球好きを公言しています。

意外に多い共通点

「エレガント」なイメージのローランド、そして「闇を暴くシリーズ」で大ブレークしたヒカル。そんな2人ですが、意外にも多くの共通点があります。

ミレニアル世代の2人

年齢はヒカルがひとつ上ですが、ほとんど同じ。いわゆる「ミレニアル世代(Y世代)」です。
ミュージシャン、タレントなどを見渡すと現在、もっとも勢いがあり影響力を発揮しているのがこの世代。
ローランドとヒカルも例にもれず、ミレニアル世代ど真ん中です。

※ミレニアル世代=インターネット普及前に生まれた最後の世代で、若いころにIT革命を経験した最初の世代。

ともに兄弟で活動

兄弟で協力して仕事に励んでいるのも、2人の共通点です。

ヒカルには「まえっさん」と呼ばれている兄。ローランドには溺愛する双子の妹と6歳下の弟がいます。まえっさんはご存じのとおり、ヒカルのカメラマン兼マネージャーのような立場で、動画にも頻繁に登場。
ローランドの弟・叶音さんは、脱毛サロンで兄を補佐するエリア長兼店長として働いています。

マンガ・アニメ好き

ヒカルのマンガ好きは有名です。

動画のなかでもマンガの主人公などの例え話がたくさん飛び出します。本人もローランドとの初コラボの動画において「趣味はマンガと海外ドラマ」と公言。

一方、ローランドは一見「二次元」とは無縁に思えます。しかし実は、生粋のアニメオタク。

「ラブライバーなんですね」と聞かれたローランドはこれを否定してひと言。
「違う。『ガチの』ラブライバー!」そう答えています。

いずれも「ロコンド」とコラボ

ローランドとヒカルはともに自身のアパレルブランドを展開しています。「CHRISTIAN ROLAND」「ReZARD」です。

このふたつはいずれも靴&アパレル通販サイト「ロコンド」とコラボをしました。
ReZARDはカジュアル路線、CHRISTIAN ROLANDはフォーマル路線寄りで商品を販売。

ReZARDコラボはヒカルが仕掛けましたが、ROLANDコラボはロコンド側からの提案で実現しました。

共通の武器「トーク力」

それぞれの道で成り上がったローランドとヒカル。何といっても最大の共通点は卓越した「話術」にあります。
ヒカルのトーク、プレゼン力は、注文殺到でサーバーがダウン、約1週間で6億円を売り上げた「ReZARD × LOCONDO」で実証済み。
ローランドはホストという接客業で培った言葉を「名言」という形で発信し、いまや「名言=ローランド」というほどに注目を浴びています。

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