専門クリニックが続々開院「蓄熱式脱毛」とは？メリット・デメリットを解説

サロンだけでなくクリニックにも導入され始めている「蓄熱式脱毛（SHR方式）」。
医療脱毛では「レーザー脱毛」が一般的ですが、どう違うのでしょうか。
本記事では蓄熱式脱毛のしくみとメリット・デメリットを解説。
後半では確実に蓄熱式脱毛が受けられる「専門クリニック」を紹介しているので、お探しの方は目次から飛んでください。
※SHR＝スムースヘアーリムーバブルの略

多くのクリニックで導入「蓄熱式脱毛」

医療脱毛で主流の「レーザー方式（熱破壊方式）」は黒色に反応するレーザーを用いて毛乳頭を破壊。発毛を妨げます。

一方、蓄熱式は毛包幹細胞のあるバルジ領域に作用。
バルジ領域は、比較的最近に発見された幹細胞の1種で、ここで生成された「発毛因子」が毛乳頭から栄養を受け取ることで、毛として成長します。
蓄熱式はバルジ領域に「熱を蓄積」してダメージを与えることで、発毛を抑えます。

※図は㈱エストラボHPより引用。以下同じ

高速ショットで熱を蓄積

一点に集中してレーザーを当てる熱破壊式と比べて「熱が分散して効果が弱まるのでは？」と考えられますが、その課題は熱の「連射速度」を上げることで解消しています。

蓄熱式脱毛のデメリット

導入するクリニックが増えている蓄熱式脱毛ですが、レーザー式と比較してのデメリットもあります。

効果の表れ方はレーザーよりも緩やか

レーザー方式は毛乳頭をダイレクトに破壊するため、すぐに効果が表れます。
蓄熱式はバルジ領域という「発毛の司令塔」を破壊するため、効果が表れるスピードはやや遅くなります。

施術できるクリニックが限られている

導入が広がる蓄熱式ですが、現在の主流はやはりレーザー式です。
蓄熱式を「補助的に」取り入れているクリニックが多く、すべての医療脱毛で必ず「蓄熱式」が受けられるわけではありません。

蓄熱式を希望する場合は、後で紹介する「蓄熱式専門クリニック」を選ぶとよいでしょう。

「蓄熱式脱毛」の５つのメリット

デメリットもある蓄熱式脱毛ですが、最近は導入するクリニックが増えています。なぜでしょうか？
その理由は「5つの特長」にあります。

①ほとんど痛みなし

「脱毛したい・・」
そう考えても一歩が踏み出せない大きな理由として「痛いのではないか？」という不安があります。
「医療脱毛を始めたけど、痛くて通うのをやめてしまった」
そんな人は多いです。

先述したように、蓄熱式脱毛は毛包の周囲に熱を蓄える方式なので、痛みはほとんどなく「暖かさを感じる程度」。鼻下、ワキ、VIOなど敏感な箇所も「一瞬ピリッとする」だけです。

②1回の施術時間が短い

レーザー方式は、毛穴ひとつ一つにアプローチするため、どうしても1回の施術に時間がかかります。
全身脱毛の場合、その施術時間は２～3時間になります。

しかし1度に広い範囲にアプローチできる最新の蓄熱式脱毛の場合、理論上は最短「12分」で全身に照射することが可能（※蓄熱式脱毛機ルミクスA9の場合）。
現実的に12分は難しいとしても、従来の方式よりも圧倒的に短時間で施術を済ませることができます。

③予約が取りやすい

1回の施術時間が短いということは「予約の取りやすさ」にもつながります。

• ベッドの回転数＝予約の取りやすさ

となるからです。
「予約が取れなくて脱毛がなかなか進まない」
そんな不満は「挫折」にもつながりかねません。
せっかく脱毛を決意したのですから「ストレスのないペース」でサクッと完了させたいですよね？

蓄熱式脱毛にはもうひとつ「サクッと脱毛」が可能な、他にはない唯一の理由があります。
キーワードは「毛周期」です。

④「毛周期」関係なし短期間で完了

従来の脱毛法は「毛周期」に沿って施術を行なうため、およそ３ヵ月の間隔をあけて施術する必要があります。
そのため、脱毛完了までに「年単位」の期間がかかりました。

しかし蓄熱式脱毛は「毛周期」を考慮する必要がないため、基本的に1か月または2か月ごとに施術が可能。
「サクッと脱毛」に適しているのが、この蓄熱式脱毛です。

毛周期とは？

毛が生えて抜ける過程は、おもに3つの状態をサイクルとして繰り返しています。

1.成長期
蓄熱式脱毛以外の脱毛法は、この成長期にある毛のみをターゲットとしています。

「黒い色」に光線を当てて反応させる方法のため、皮膚の下にある成長し始めの毛、または表面に出てきた「黒い毛」だけに作用できるからです。
成長期の目に見える毛は、全体の約20～30％にすぎません。
そのため毛周期を考慮して間隔をあけた施術が必要となるのです。

2.退行期
毛の成長が終わり、抜け落ちる期間

3.休止期
毛が抜け落ちたあと、次の成長が始まるまでの期間

⑤日焼け肌、産毛、金髪もOK

黒色に反応させる従来のレーザー方式では「産毛、金髪」を脱毛させることはできません。
また肌の色についても、色黒の肌などは施術に適していません。蓄熱式脱毛は肌の色に関係なく施術できます。
そのため他の方式で脱毛しきれなかった産毛などを処理するために、蓄熱式脱毛を利用する人も増えています。

「蓄熱式」を医療脱毛で受けるメリット

おもにエステサロンで導入されている蓄熱式脱毛。しかしクリニック、医療機関で受ける大きなメリットがあります。
「医師・看護師常駐」の安心感、「高い出力」での施術が可能、「永久脱毛できる」この3点です。

医師の管理による施術

レーザー脱毛と比べて肌への負担が穏やかな蓄熱式ですが、もちろんリスクはゼロではありません。
少なからず肌に負荷をかけるのですから、肌に異常が表れる場合もあります。
そんな場合もほとんどのクリニックは無料で診察、薬の処方を行っています。
施術するのは医師の指導を受けた看護師であり、何より「安心感」が医療脱毛の大きなメリットです。

「高出力での施術」が可能

効果は認められている蓄熱式脱毛ですが、より「高いパワー」で受けられるのも医療脱毛の利点です。
発毛に関する細胞を「破壊」するのは医療行為であり、医療機関でのみ認められています。
万が一の際の安心感とともに「より高い効果が期待できる」のが医療脱毛です。

「永久脱毛」はクリニックでのみ可能

脱毛をする人にとっては、いわゆる「永久脱毛」が理想の形だと思います。
しかし、永久脱毛と呼べるのは医療機関での脱毛に限られます。
永久脱毛は一般的に「1ヵ月以内の発毛率が20％以下」の場合を指しますが、このような効果を得るには「相応のパワーの施術」が必要です。
エステサロンでは機器のパワーに限度があるため、永久脱毛と呼べる効果はありません。いわゆる「減毛」となります。
「医療行為」が認められている医院、クリニックでのみ「永久脱毛」が可能なのです。

「蓄熱式専門」のクリニック

「痛みを避けたい」「肌が弱い」など確実に蓄熱式脱毛を受けたい方には、下記のクリニックをおすすめします。「医師、看護師が常駐」「永久脱毛ができる医療脱毛」のクリニックです。

WITH BEAUTY CLINIC
住 所	東京都渋谷区代官山町14-9 ヴァイシャーリー地下1F
アクセス	東急東横線代官山駅から徒歩2分 JR山手線恵比寿駅から徒歩6分 JR山手線渋谷駅から徒歩15分
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詳細記事 「ウィズビューティークリニック」特徴と口コミ、料金まとめ

メンズリアラクリニック 新宿院
住所	東京都新宿区新宿2-12-8 ACN新宿ビル7階
アクセス	都営新宿線「新宿三丁目」徒歩1分 東京メトロ丸の内線「新宿三丁目」徒歩1分 新宿駅中央東口より徒歩7分
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メンズリアラクリニック 池袋院
住所	東京都豊島区西池袋3-25-1 CIC IKEBUKURO　BUIL8階
アクセス	JR池袋駅西口より徒歩4分 池袋駅西口（地下通路）１b出口徒歩1分 東京芸術劇場の目の前
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メンズリアラクリニック 名古屋院
住所	愛知県名古屋市中村区名駅3-23-7 ダイヤモンドウェイビル4階
アクセス	JR名古屋駅より徒歩3分
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メンズリアラクリニック 名古屋栄院
住所	愛知県名古屋市中区錦3-17-5 EXIT NISHIKI middle 3-4階
アクセス	「栄駅」より徒歩1分 「栄町駅」より徒歩3分 「久屋大通駅」より徒歩5分
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メンズリアラクリニック 京都院
住所	京都府京都市下京区真町88 ユーイットゥ池善ビル7階
アクセス	阪急電鉄京都本線 「京都河原町駅」徒歩1分
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メンズリアラクリニック 福岡院
住所	福岡県福岡市中央区天神2-6-26 サザンビル2階
アクセス	天神駅より徒歩4分
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メンズリアラクリニック 横浜院 （提携院・カレイドクリニック）
住所	神奈川県横浜市西区北幸1-1-2 INB横浜西口ビル2階
アクセス	各線・横浜駅より徒歩1分
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無料カウンセリングで体験

蓄熱式脱毛について「本当に痛くない？」「効果は？」そういった疑問を抱いている方は「無料カウンセリング」でドクターに直接聞いてみることをおすすめします。
希望すれば「テスト照射」を受けることもできます。

ムダ毛を気にする生活とおさらばしましょう。