「世の中には二種類の男しかいない。俺か、俺以外か」
あまりにも有名なローランドの言葉である。彼はこれ以外にも、多くの「名言」を残している。
本記事ではローランドの「美」に関する「10の名言」を紹介したい。
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ローランドの”スタイル維持の秘密”
彼が体型を維持する秘訣を問われ、答えたのが次の名言。
デブは甘え。
普通に生きていたら太らない
出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
冒頭から辛辣な言葉である。
ローランドの高校時代は、サッカーの強豪校で厳しい練習に明け暮れる日々だった。
体を鍛えることが「習慣化」しているからこそ、スタイルを維持できている面もあるだろう。
だが、ローランドがストイックに自身を追い込むことができる本当の理由は、別にある。
「ローランドに嫌われたくない」
他人に嫌われないように、ではなく「自分に」。
ローランドの生き方、美学の根底にあるのは異常なほどの「自己愛」。成功者には「自分大好き」な人が多い。
もしもあなたが「成功したい」「モテたい」と願っているのならば、まず「自分を愛する」ことから始めよう。
ローランドへの殺害予告
ローランドがホストを勤めた新宿・歌舞伎町。
現在こそ健全化が進んでいるものの、10年ほど前は危険な街だった。
そんな歌舞伎町で働いていた当時、彼はある男から女性のことで因縁をつけられ、殺害予告を受けた。
心配した店のオーナーは、ローランドに言った。
「そのブロンドヘアは目立ちすぎる。出勤するのであれば、切るか黒く染めてくれ」
ローランドは言い返した。
このブロンドヘアは、俺の魂みたいなものなんです!
切るぐらいなら、死んだほうがマシ出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
ローランドの象徴であり、代名詞ともいえる金髪のロングヘアー。
それは商売道具であると同時に「ローランド自身」だった。
”守るべきものは何があっても守る”
ローランドの信念を雄弁に語るエピソードである。
ローランド「男たるものタキシードだろ‼」
ローランドはタキシードをこよなく愛している。
「夜王」という漫画に登場する、ローランドが尊敬するホスト・上条聖也、そして映画「ゴッドファーザー」のコルレオーネの影響だ。
ローランドが出勤の際、必ずタキシードを着用する理由はおもに3つ。
- 世界中どこへ行っても恥をかくことがない(ドレスコード)
- 似合うためにおのずと”スタイルの維持”が不可欠
- 「制約」のある動きが行動を「上品」にする
その信念から生まれた名言。
タキシードをカッコよく着られない男なんて、男じゃねぇ
出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
ローランド「ホストとは、夢を魅せる仕事」
「ローランドさんもコンビニに行きますか?」
俺はローランドだからね。
コンビニには手を染めないよ
出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
ホストに限らず、仕事をするうえで「イメージ」は大切だ。
ホストクラブに通うお客は「非日常」を求めてやってくる。夢を魅せる仕事である以上、生活感は言動から極力そぎ落とす。
「『ホスト・ローランド』はコンビニを使わない」
プロフェッショナルのその言葉に嘘はない。
「綺麗好きで、完璧主義」
接客するテーブルの”数ミリのずれ”も気になるほど、完璧主義のローランド。
従業員の寮を抜き打ちチェックした際に言い放った名言がこれだ。
この部屋が汚いの?
それとも俺が綺麗すぎるから汚く見えるだけ?
出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
「自信過剰」
そう笑うのは簡単だ。
しかし、周囲に向けた言葉は、ブーメランとなって自身に向かってくるリスクもある。
「ローランド」のブランディングの崩壊と表裏一体なのだ。
それでも彼は「名言」といわれる言葉を発信しつづける。
「ローランド」であり続けるために。
ローランド「身なりは、人を作る」
ジャージばかり着ていたら、ジャージが似合う人間になっていく
出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
この言葉は、ローランド自身の経験に基づいている。
数年前の正月、家族とのんびり過ごした時のことだ。
5日間ほどジャージ姿で過ごし、髪は手入れもせず寝ぐせのまま。
休み明けに出勤すると、どうもしっくりこない。
スーツを着こなすというより”スーツに着られている”感覚だ。この時、彼は感じた。
「人はだらしない生活を送ると、知らぬ間にだらしない生活や格好が似合うようになってしまう」
誰にも見られていないところでカッコつけられる奴こそ、いざ本番で真に輝けるのだ。
「薔薇のように咲き、桜のように散る人生」
ローランドといえば「薔薇」のイメージだ。
しかし「美しい」と「好き」は違う。
世界で一番美しい花は薔薇。
でも、世界で一番好きな花は桜なんだ出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
薔薇には「唯一無二」の美しさがある。
しかし、ひとつだけ大きな欠点がある。薔薇は「美しいまま散ることができない」
ローランドは2018年、ホストの現役を引退した。
売上げ、名声ともに頂点だったにもかかわらず。
彼の美学は「一番美しいときに潔く散る」こと。
桜は枯れた姿を見せることなく、美しさのピークで散ってゆく。
たとえ周囲にどれだけ惜しまれようとも。
「人生を懸けて常にカッコよくいたい」
ローランドにとって「美意識」は人生最大のテーマ。
「カッコいい男でいるために生きている、そういっても過言ではない」という。
カッコよくなると気持ちが変わる。
そして、気持ちが変わると人生が変わる出典:ローランド著「俺か、俺以外か ローランドという生き方」
見た目を変えることは、内面を磨くことにも通じる。
社交的になれたり、毎日が充実したものになる。
言いかえれば、自分に自信が持てない場合の対処法が「見た目を変える」ことなのだ。
「ローランド周り」は脱毛ずみ
テレビ番組にゲストで呼ばれた時の言葉。
脱毛して筋トレしとけば、男は何とかなる
出典:2021年1月16日放送 日本テレビ系「メレンゲの気持ち」
やや乱暴にも聞こえるが、さきほど紹介した「見た目を変えると、内面も変わる」に通じる名言だ。
外見を整えることは、人生を変えたい男の「最後の切り札」なのかもしれない。
なお、この番組でローランドは脱毛について聞かれ「ローランド周りは全部なくしてる」と、迷言(?)を残している。
ローランド「男こそ美しくあるべき」
最後は、ローランドが経営する脱毛サロン「ローランドビューティーラウンジ(RBL)」公式サイトに記された名言を紹介。
ムダ毛の処理はマナーであり常識のようなもの。
「汚い」は暴力である出典:「ROLAND Beauty Lounge」公式サイト
ホストの現役を退いて以降、ローランドは美容に関する事業を多く手掛けている。
RBLもそのひとつ。
彼は大学を1日で退学してホスト業界に飛び込んだ。そこで№1に登りつめた男が次に頂点を目指すのが、メンズ脱毛サロン「RBL」。
そのサイトでは、ローランドが脱毛サロンを始めた理由が明かされている。
興味ある方はぜひ、のぞいてみて欲しい。
女性向け脱毛サロンもオープン
「美しい男を世の中に増やす」
これまでメンズ脱毛に情熱を注いできたローランドだが、ついに「女性向けサロン」をオープンした。
その名は「RBLレディース」
まずは東京・新宿からのスタートだが、今後も新規出店が予定されている。
ローランドがついに女性向け脱毛サロン「RBLレディース」をオープン!
参考記事:【都道府県別店舗一覧】ヒカル、ローランドと同じ「痛くない脱毛」が受けられるサロン